香水はもともとにおいが残るように作られています。
化学分解しづらい「香料」が含まれています。
においが取れないように「油分」が含まれています。

香水のにおいが空気中を浮遊して、壁、天井、カーテン、イス、床やカーペットなどに付着しています。
よく勘違いするのは空気中ににおいの元があるのでは？と思いがちですが空気中のにおいの元は換気してしまえば、なくなります。

においの元を消臭することにより、部屋全体のにおいも弱まります。

香水は3層に分かれています。

トップノート

揮発性の高い香りで、第一印象を与える特長を持っています。エタノール分が揮発し、時間とともになくなります。

ミドルノート

中程度の揮発性、保留性を持っていますが、トップノートと同様に、時間とともに消えていきます。

ベースノート

揮発性が低く保留性が高いものです。つまり、香りを持続させるように作ったにおいなのです。ここが最もやっかいなのです。

特に香水のにおいが消えないというのはベースノートの油性成分、精油などによるものと考えられます。油によるものなので化学分解できません。消臭剤、脱臭機などで、反応するものではないと言えます。

化学分解できない成分、ベースノートの油性成分があるからです。