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においを科学する

ホテル客室のにおいを科学で解決するシリーズ Vol.20 バスルーム排水のつまり~市販の薬剤でもラバーカップでも直らない理由~

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ホテル客室のにおいを科学で解決するシリーズ

本記事は、ホテル客室のにおいでお困りのご担当者様向けに、ホテル客室8万室超、消臭メンテナンス作業を行ってきて、弊社代表の臭気判定士・村井敏夫が、実感として、考えた 科学的な原因と現場で再現できる最適な消臭方法をまとめています。

日々発生する「におい」の課題、特に、古いホテル様では、お客様への対応も大変です。今回は、定期的なメンテナンスについて、ここを“科学 × 現場”でわかりやすく解説します。

ホテルのバスルームで起きる「水はけ不良(つまり)」は、
・滞在中のクレーム
・客室の売り止め
・口コミ評価の低下

に直結する、最も避けたいトラブルのひとつです。

足元へ水が溜まっていくあの不快感は、
お客様にとって“ホテルの品質そのもの”を疑う瞬間でもあります。

現場では、市販の液体パイプクリーナーを流したり、
ラバーカップ(カッポン)で圧力をかけたりして
その場をしのぐケースが多いのではないでしょうか。

しかし、専門家の視点からお伝えすると、
これらの方法は 「一時しのぎ」どころか、
状況を悪化させるリスクすらある
のです。

ここでは、3万室以上のバスルームを見てきた
“においとつまりの専門家”として、
バスルームのつまりを科学的に分解し、
なぜ一般的な方法では根本解決しないのかを解説します。


1. 髪の毛だけではない。つまりの正体は「排水管の動脈硬化」

多くの人は「つまり=髪の毛」と考えがちですが、
髪の毛だけでは排水管を完全に塞ぐほどの塊にはなりません。

本当の原因は、以下の“複合汚れ”です。

  • 皮脂汚れ(人体から出る油分)
  • 石けんカス(金属石鹸)
  • 微生物が作るヘドロ状の膜=バイオフィルム

これらが髪の毛を芯にして層状に固まり、
コンクリートのような硬い塊 になります。

バイオフィルムは、微生物が分泌する多糖類の膜で、
湿気と乾燥を繰り返すことで石のように硬化する 性質があります。

これはまさに、
血管にコレステロールが溜まる「動脈硬化」 と同じ現象が
排水管の内部で起きているのです。


2. なぜ市販の薬剤やラバーカップでは太刀打ちできないのか

① 市販の液体クリーナーの限界

市販のパイプクリーナーは、
水酸化ナトリウムや次亜塩素酸塩が主成分で、
髪の毛や油汚れを溶かす力を持っています。

しかし、表面を少しヌルヌルと溶かす程度で、
長年蓄積して硬化したバイオフィルムにはほとんど効きません。

芯の部分はそのまま残り、再発を繰り返します。

② ラバーカップ(カッポン)の“押し込み事故”

ラバーカップは圧力で汚れを動かすため、
一時的に流れたように見えます。

しかし実際には、

手前の第1カーブにあった塊を
さらに奥の第2カーブへ押し込んでいるだけ

というケースがほとんどです。

第2カーブは狭く、道具も手も届かないため、
より巨大な“完全閉塞”を引き起こす危険性 があります。


3. 日本消臭が実践する「ゼロ化のための予防作業」

私たちはこれまでに、
29,501室(2025年12月現在) のバスルームを改善してきました。

その膨大な現場データから導き出した答えは明確です。

**詰まってから対処するのではなく、

“固まる前にゼロ化する”ことが最も合理的である。**

排水管のカーブに蓄積したバイオフィルムを
物理的に剥離・除去し、蓄積をゼロに戻す ことで、

  • クレームゼロ
  • 売り止めゼロ
  • 緊急対応ゼロ
  • スタッフ負担ゼロ

を実現できます。

完全に詰まってから緊急業者を呼ぶと、
高額なスポット費用に加え、
客室の売り止めによる機会損失が発生します。

「最近、水の引きが遅い気がする…」
その時点で、排水管の動脈硬化はすでに始まっています。


4. 科学と現場の力で、ホテルの水回りを根本から守る

市販の薬剤やラバーカップでは、
排水管の奥に潜む“本当の原因”には届きません。

バスルームのつまりは、
科学と専門技術でしか解決できない領域 です。

3万室の現場を知る私たちが、
ホテルの水回りを根本から支えます。


 ■空調+排水管を“同時施工”できる唯一の会社です

・バスルーム 下水臭・つまり・オーバーフロー対策 こちら  をご覧ください。

・空調機・エアコン 効きが悪い、水もれ対策 こちら をご覧ください。

・禁煙客室でのタバコ臭消臭作業 こちら をご覧ください。

■作業実績・お取引実績 

ホテル客室での消臭作業・実績            79,804室

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