UA-196110426-1

においを科学する

ホテル客室のにおいを科学で解決するシリーズ Vol.23 「カビ」 ― 空調機が黒い? その“犯人”、本当に空調ですか ―

★よく読まれている記事

消臭メカニズム(においの科学) 

ホテルの香水のにおい

ホテル客室のにおいを科学で解決するシリーズ

本記事は、ホテル客室のにおいでお困りのご担当者様向けに、ホテル客室8万室超、消臭メンテナンス作業を行ってきて、弊社代表の臭気判定士・村井敏夫が、実感として、考えた 科学的な原因と現場で再現できる最適な消臭方法をまとめています。

日々発生する「におい」の課題、特に、古いホテル様では、お客様への対応も大変です。今回は、「カビ」について、ここを“科学 × 現場”でわかりやすく解説します。

最初に目に入ったのは、空調機の吹出口近くの壁が黒く変色していることでした。 ホテルの担当者はすぐにこう言います。

「空調機からカビが飛んでいるんだと思います」

実際に空調機の中を確認すると、 結露水を受けるドレンパンが真っ黒。 これでは、誰が見ても「空調機が犯人」に見えてしまいます。

しかし、私はそこで判断を急ぎません。

◆ 空調機が原因なら、他の部屋でも同じ症状が出るはず

もし本当に空調機の結露が原因でカビが繁殖しているのなら、 同じ型式の空調機を使っている他の部屋でも同じように壁が黒くなるはずです。

ところが、黒カビが出ているのは“この部屋だけ”。

ここで私は確信しました。

空調機単体が原因では説明できない。 もっと大きな“水の問題”が隠れている。

◆ 壁の黒ずみの位置が“ヒント”だった

そこで私は探し始めました。
ほかに原因があるはずだと。


吹出口付近だけでなく、 窓側の壁にも黒ずみが広がっていることに気づきました。

この位置関係は、空調機の結露では説明できません。

ホテルの担当者に確認すると、 以前、この部屋は 「雨漏りがあった」 とのこと。

私はすぐに床を確認し、 カーペットをめくりました。

すると──

そこには、広範囲にわたる黒カビ。

◆ 真犯人は「窓側の壁・床の雨漏りカビ」だった

雨漏りによって壁や床内部に水分が残り、 乾ききらないまま内部でカビが繁殖。

そのカビを空調機が吸い込み、 吹出口から部屋中に撒き散らしていたのです。

つまり、

空調機は“加害者”ではなく、 カビを吸わされてしまった“被害者”。

空調機が黒く汚れていたのは、 部屋のどこかに潜んでいたカビを吸い込んだ“結果”にすぎません。

◆ この事例が教えてくれること

空調機の黒カビは「二次被害」であることが多い

部屋ごとに症状が違う場合は、空調以外を疑うべき

雨漏り・壁内結露・床下湿気は“隠れカビ”の温床

空調機は部屋の空気を吸う構造のため、 部屋のカビがあれば必ず吸い込む

◆ まとめ

空調機が黒いからといって、空調機が犯人とは限らない。 真犯人は、壁・床・窓など“空調以外”に潜んでいることが多い。


 ■空調+排水管を“同時施工”できる唯一の会社です

・バスルーム 下水臭・つまり・オーバーフロー対策 こちら  をご覧ください。

・空調機・エアコン 効きが悪い、水もれ対策 こちら をご覧ください。

・禁煙客室でのタバコ臭消臭作業 こちら をご覧ください。

■作業実績・お取引実績 

ホテル客室での消臭作業・実績     8万室

こちら をご覧ください。

◆関連記事
バスルームの下水臭対策

お問い合わせ

お気軽にご相談ください。
TEL 03-6380-6371
受付時間 9:30~17:30
FAX 03-6380-6370
お問い合わせフォームはこちら

★よく読まれている記事★

消臭メカニズム(においの科学)・・・こちらをご覧ください。
ホテルの香水のにおい・・・こちらをご覧ください。
ホテル客室のにおいを科学で解決するシリーズ・・・こちらをご覧ください。
「原因不明のにおいを調べたい」方・・・こちらをご覧ください。
「プロが使っている消臭製品」を知りたい方・・・こちらをご覧ください。

トップに戻る

関連記事

前へ

【フランチャイズ始めます!】VOL.7 まもなく、7月2日募集開始 おすすめする理由

ページトップへ