【カビ事例】「何かにおいがするので調べてほしい」<北海道登別市・ホテル>
空気環境(温度・湿度・空気の流れ・におい臭気)を調べる
【事例】北海道登別市 ホテル最上階
夏に大量に「カビ」が発生し、「カビ臭」があるが、冬場は「カビ」ではないのでは、ということで調査しました。
外気(相対湿度27%)よりも高い相対湿度48%を測定。
洗面台の下の床を「ルミテスタ―」でATPを測定したところ、なんと、「999,999」最大値(測定不能)を測定。
数値絵を見える化することは、目に見えないものにおいて、共通の理解を図るためには、非常に重要なポイントです。
※ルミテスタ―:キッコーマン社が開発した「汚れ度」を測定する。
ATP・アデノシン三リン酸、たんぱく質の量を調べて、多いと菌の繁殖も多くなる相関関係により、「汚れ度」を見える化することができる。
明らかに、この付近からの「カビ臭」によるものが原因でした。冬場でも「カビ臭」は、漂っています。
◆測定結果
①空気温熱環境・・・外気より湿度が高い
空調機停止時は、部屋全体が高湿度である。
特に、洗面台下から空調機天井ウラ周辺。
②空気循環
ドアを閉め切った状態だと、空気循環が弱いため、洗面台・脱衣場周辺に、
異臭が、漂っている状態である。
③カビ菌の検出
洗面台下・奥のカベからは、強いカビ臭、カビ菌が目視できた。
調査後、お話しを聞くと、洗面台下・奥のカベには、屋上からの雨漏りがあるため、「カビ」がひどいという情報がありました。
今回調査した、「カビ臭のにおい」の発生箇所と一致しました。
最上階に起こりうることですが、雨漏りによる「カビ」が壁の奥で発生しており、その臭気はカベのすき間からじわじわと出ています。
その臭気自体は弱いですが、換気がよくなかったり、周辺の汚れにカビが繁殖して、二次的な問題を起こすというものでした。
◆対策
やはり、「換気」と「床の掃除」を毎日行うことが重要です。
「カビ発生箇所」は、洗面台のカベウラということも判明して、「カビの除去と抗菌作業」をご提案いたしました。
特に湿度が高くなる夏場には、カビの繁殖を防ぐことができる相対湿度60%以下となるよう対策が必要ということを数値を報告書には明記しました。
☆お客様からお声「アンケート」より
「カビ発生、カビ臭が以前から発生していた。冬の間、カビ発生はほとんどなかったが、においがあるので正体・原因をつかみたかった。」
調査の結果、「正体判明、助かりました」
うれしいお声をいただきました。
【事例】富士山のふもと静岡県三島市 新築6か月のビル
夏に大量に結露し「カビ」だらけで困っているということで調査しました。
臭気センサでにおいの強さを測定します
専門分野の臭気以外に、温度、湿度、空気循環、ホコリなど、カビの原因となることについて、一つ一つ調べていきます。
この事例では、「高湿度」と「空気循環(無換気)」が原因でした。
さらには、ダンボールを床に直置きにしていることで、カビの繁殖をより促進してしまったケースです。
ブラックライト・紫外線ライトでカビを検出できます。
お客様は、最初、「除湿器を置くだけでいい」と思っておられました。
原因を把握することで、具体的な対策をご提案することができました。
風速を測定
空気循環を調べます
紫外線ライトでカビ(汚れ)が光って見えます
ダンボールを床にじか置きするのは、カビの繁殖を促進させるのでよくないですね
要注意です。
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