においを数値化できますか? ~においの国家資格・臭気判定士が対応します~
臭気センサーの測定器、人の嗅覚によって数値化ができます。
■におい臭気の数値化・訪問診断はこちらをご覧ください
■診断内容
STEP1:診断により 「においの発生箇所」を特定
国家資格者・臭気判定士(環境省所管・においのプロ)が担当します
※「臭気判定士」とは・・・こちらをご覧ください。
◆調査方法
臭気センサーによる測定値
人の嗅覚による 臭気強度
人の嗅覚による 快・不快度
◆調査結果「診断書」作成
臭気発生原因について
解決の方法について
対策作業について
結果のご報告とともに、ご提案させていただきます
STEP2:対策提案
臭気調査結果に基づき、「においの発生箇所」の解決方法についてご提示ご提案いたします
弊社が作業する・・・こちらをご覧ください。
自分で作業する・・・「セルフ・消臭サービス」は、こちらをご覧ください。
測定評価方法
◆臭気調査
(1)臭気判定項目
①臭気センサーによる測定値注1
②人の嗅覚による 臭気強度注2
③人の嗅覚による 快・不快度注3
(2)臭気判定方法
①臭気センサー
製品名:臭気センサー・ポータブル型「においセンサXP-329ⅢR」
②人の嗅覚
国家資格 臭気判定士 有資格者
【注1:臭気センサーについて】
製品名:臭気センサー・ポータブル型「においセンサ XP-329ⅢR」
新コスモス電機(株)製
以下、新コスモス電機 ホームページ 製品説明資料より
「においセンサmini XP-329ⅢR」に使用しているセンサは、白金線コイル上に 金属酸化物を直径約0.4mmの玉状に塗布した後、焼結させた構造です。
金属酸化物半導体の表面にニオイ分子が吸着すると、半導体の電気伝導度が よくなり抵抗値が下がります。
その抵抗値の変化をブリッジ回路の偏差電圧として取り出し、数値化して 表示しています。
「レベル値」に単位は無く、においの強弱を0~2000の数値で表示しています。
においは通常、色々なにおい物質が混ざり合った複合体で存在します。
ひとつのにおい(単一臭気)であれば、その濃度をppmやppb、%といった単位で 表せますが、においが混ざり合って存在(複合臭)する場合はこうした単位で 表示することができません。
公定法である嗅覚測定法で得られた臭気指数や臭気濃度にも単位はなく、 「強さの度合い」という形で表されます。
こうした背景もあり、においセンサはにおいの強弱を相対的に数値化します ので、指示値は無単位となっています。
においセンサでは、良いにおいとくさいにおいの違いや、においの種類の 識別はできません。
例えば、ある良いにおいの花をにおいセンサで測定したとき、レベル値で「300」 という指示が得られた場合、この花のにおいの強さの度合いは「300」 であるといえます。
また、ゴミ捨て場での測定でも「300」という指示が得られた場合、ゴミ捨て場の においの強さの度合いもまた「300」であるといえます。
この場合ように、においの質が明らかに違っていても、得られる数値がまったく 同じになるということがあり、においセンサで良いにおいとくさいにおいの違いや、 においの種類を識別することはできません。
【表:においセンサ・生活空間でのサンプル 参考値】
居間 | 80 |
---|---|
トイレ | 50 |
風呂場(浴槽) | 50 |
洗面台 | 50 |
更衣室 | 120 |
キッチン(流し台) | 170 |
洗濯機 | 170 |
駅トイレ(便器) | 130~190 |
駅トイレ | 140~290 |
石鹸 | 730 |
くつの中のにおい | 290~580 |
出典:新コスモス電機(株)「製品資料」より
【注2:臭気強度について】
臭気強度とは、6段階臭気強度表示法と言われ、次の表に示すようなランクである。
日本では最も広く使われており、判定は0.5間隔で評価する。
なお、悪臭防止法においては、この臭気強度2.5から3.5の範囲として、規制値が 定められている。
【表:6段階臭気強度表示法】
臭気強度 | 内容 | |
---|---|---|
悪臭防止法で、 公式に用いられている表現 |
弊社・補足 | |
0 | 無臭 | 特に刺激もなく何も感じない |
1 | やっと感知できるにおい (検知閾値濃度) |
臭質など判定できないが、 何かあるとわかる程度 |
2 | 何のにおいであるかがわかる弱いにおい (認知閾値濃度) |
経験していればその臭質がわかる程度 |
3 | らくに感知できるにおい | 少し嗅いだだけで判る程度 |
4 | 強いにおい | 明らかに強いと感じる程度 |
5 | 強烈なにおい | 逃げ出したいくらいと感じる程度 |
出典:嗅覚測定法マニュアル(環境省管理局大気生活室 編集)
※検知閾値とは、臭質判定できなくも何かにおいを感知できる最小濃度のことで、 認知閾値とは、そのにおいを経験していれば、臭質を判定できる最小濃度のこと。
【注3:快・不快度について 】
快・不快度は、日本の臭気対策分野で、9段階快不度表示法が用いられており、 各段階の内容は、次の表に示す通りである。
【表:9段階臭気強度表示法】
快・不快度 | 内容 |
---|---|
-4 | 極端に不快 |
-3 | 非常に不快 |
-2 | 不快 |
-1 | やや不快 |
0 | 快でも不快でもない |
1 | やや快 |
2 | 快 |
3 | 非常に快 |
4 | 極端に快 |
出典: (公益社団法人 )におい・かおり環境協会発行 「嗅覚とにおい物質」より
快・不度を決定づける要因は、 個々人の生物学的特性(年齢・性別など)や、 社会学的特性(経験、学習など)により影響を受ける。
また、同一人物であっても、現在置かれている環境やにおいを嗅いでいる時間 などの影響を受けるため、客観的評価は得にくい。
今回の判定においては、短時間における快・不快度の評価である。
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