「床下・通気口」の換気ができていないと、どんなことが起こるのでしょうか?
床下・通気口の換気
2003年の建築基準法の改正により、24時間常に換気が行われる「24時間換気システム」の導入が義務付けられました。「近年のアパートやマンションは気密性が高く、自動換気が出来ない」ということがあり、この法律が制定されました。
そのことによって、居室内の換気は行われています。
以前は、戸建て住宅やマンションの1階床下には、下の写真のような「通気口・換気口」がありました。
この「床下・通気口がない」住宅がありました。
その結果、どのようなことが起こったか?
想像してみてください。
「床下の換気」が長年にわたってできていない。
つまり、空気が入れ替わらず、滞留し続ける状態です。
あっという間にカビが発生します。
その住宅の窓側に行くと、「強烈なカビ臭」です。
床下点検口もありませんので、床下を目視することはできませんでした。
あきらかに「カビ臭」でした。
この事例は、住人の方が、気分が悪いということで、臭気調査をいたしました。
目で見えるところには、「カビ」は見当たりませんでしたが、
キッコーマンのルミテスターでATP検査をすると、びっくりする数値です。
「999,999」・・・測定不能、測定値オーバーです。
さらには、外に出て、「床下の換気口」を探したところ、設置されていないことが分かりました。
カビ臭の主な原因は、床下によるもの、その原因と考えられるのは、「床下の換気口」がないことでした。
「床下・通気口」を段ボールや荷物などでふさいでいることも見かけます。
「床下の換気」が長年にわたってできていないと、「カビの発生」「強烈なカビ臭」に悩まされることとなります。
「カビ」による健康被害にも繋がりますので、調査によって、対策が必要となります。
今回の場合は、まず、通気口の設置をお願いしました。
カビ対策は、こちらをご覧ください。
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