UA-196110426-1

コラム

「電動化、デジタル化進んでも怖くない」トヨタ元副社長 現場一筋58年

ものづくりは人が全て

トヨタ元副社長 河合満氏
トヨタ自動車で初めて現場たたき上げとして専務役員や副社長を歴任した河合満エグゼクティブフェローが、2022年春の叙勲の受賞に合わせ、現場一筋58年の歩みを振り返った。

今後のものづくりのあるべき姿、現場を担う人々に伝えたいことは。
デジタル化や人工知能(AI)で仕事の効率は上がっているが、進化させるのは人。どんな世界になってもどんな困難があろうとも、やり切れる技能集団を作っておけば何も怖くない
人を育てればどんなことでも対応できる。100年に一度の大変革やカーボンニュートラルなど大きな課題が山積み。常に挑戦。何が来ても対応できる人づくりをしておくことが一番大事だ。

リーマンショックで減産になった時には、工場で従業員を集めて「なぜ技術者がパソコンに向かっているんだ。もっと現場に出て生産性をあげるために何かやろう」と泣きながら訴えた。
この10年で社員が強くなった。新型コロナウイルス禍では号令がかからなくても、みんな待っていたとばかりに日頃できないカイゼンや社外での支援活動、ワクチン接種会場の運営、マスク作りをした。工場の稼働が再開した時、すごく生産性が上がった。大きな成長だ。

出典:東京新聞 2022年5月14日朝刊

日本経済の失速が自信喪失にもつながりかねない現在に、「日本企業が持つ底力」を、河合様の言葉から感じました。
デジタル化、AI、人口減少などの現象面だけにとらわれることなく、
現場に出る、人を育てる、何かできることを考える、
本質的なことをコツコツとやっていく、
学ばせていただきました。

★弊社・日本消臭抗菌予防について★

弊社の特長・こだわり・・・こちらこちらご覧ください。
お取引実績・・・こちらをご覧ください。
■弊社独自の消臭方法・消臭メカニズム・・・こちらをご覧ください。
会社概要・・・こちらをご覧ください。
よくあるご質問・・・こちらをご覧ください。

トップに戻る

関連記事

前へ

「お探しものは図書室まで」 青山美智子著

次へ

沖縄復帰50年に考える ~沖縄料理店店主とお話しして感じたこと~

ページトップへ