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コラム

戦う石橋湛山  昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論/半藤 一利 氏 著

2021年にお亡くなりになった半藤一利さんの著作で、心に残る一冊です。



戦う石橋湛山 

昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論

半藤 一利 氏 著

戦時中、東洋経済新報社の社長を務め、軍部と戦い、戦後、内閣総理大臣になるという、波乱万丈のものすごい経歴を持つ方です。

ご存知の方も多いのではと思いますが、私自身、石橋氏のことを全く知らなかったので、この本を通じて、石橋湛山氏を知る機会となり、大変心に残る一冊となりました。

以下、本の帯に書かれている言葉です。

「最後まで屈しなかった男
日本が戦争へと傾斜していた昭和初期にあって一人完全と軍部を批判し続けた石橋湛山(後の第55代内閣総理大臣)。
その壮絶なる言論戦を戦争を煽りに煽った大新聞との対比で描き出した不朽の名作。」
「この人の一生を貫くのは、あくなき闘争と言ってもいいのである。その精神構造には、敗退、断念、放棄、諦念、愚痴、消沈、自棄、失望、隠遁といったマイナスの面がみじんもみとめられない。絶えず豪毅に弾圧など恐れずに説きに説いた。言論の向かうところ、障害があれば、いつも敢然と体を張った。ひるまなかった。」

出典:「戦う石橋湛山  昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論」半藤 一利 著


ただ残念だったのは、石橋湛山は、総理に就任して、わずか1か月で急性肺炎で倒れ、岸信介に引き継いでしまったんですね。
大変残念な歴史だと思います。

戦後70数年がたち、戦争の悲惨さは風化し忘れ去られ、敵基地攻撃論や核保有など、威勢のいいことを言っている人たちが勢いづいているように見えますが、「異論」を言い続けることが出来るか、が、重要であることを、石橋湛山が身をもって示していると思います。
マスコミ人として、民間人、企業人として、一人一人が、政治家任せにせず、考える時期にきているように思いました。

5月3日、憲法記念日に想います。

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