香水臭のホテル客室、なんと、22室の消臭作業を行いました<第4話>
大きな反響、いろいろなご感想、いただきました。
心より感謝申し上げます。
ご意見ご感想の一部を、ご紹介いたします。
・香水臭の消臭方法について、詳しく書かれたものは少ない
・香水は、部屋中がくさいのか、と、思ってた
・自分でも、今度やってみたいが、できますか
・香水臭も、光触媒で分解できるんですか
・時間が経つと、どうなるんですか
などなど、たくさんお寄せいただきました。
今後の研究課題として、大変参考になりました。ありがとうございました。
では、においの原因箇所までは、つきとめました。
では、「どうやって、においをなくすのか?」
具体的な作業方法です。
第1話は、
香水臭のホテル客室、なんと、22室の消臭作業を行いました<第1話>
第2話は、
香水臭のホテル客室、なんと、22室の消臭作業を行いました<第2話>
第3話は、
香水臭のホテル客室、なんと、22室の消臭作業を行いました<第3話>
先日、東京都内のホテルで、香水臭でお困りの客室、なんと、22室の消臭作業を行いました。
その原因は、なんと、中近東(K国)の王族の子供たち、なんと、小学生のサッカーチームによるものだったのです。
部屋中に、香水の強烈なにおいが漂う中、まず始めたこと。
それは、「においの元をさがす」ことでした。
今回の課題は、もちろん、香水臭の客室のにおいを消すということです。
その上、もうひとつ、大きな課題がありました。それは、時間との闘いです。
そもそも、香水臭をどうやったら、においがなくなるかということです。
香水は、「香料をアルコールなどの溶剤に溶かして作られるものが多い」(ウイキペディア)
そして香料には、天然香料と合成香料があります。
天然香料は、おもに、植物から抽出された油や樹脂です。
「合成香料の原料としては、石油より得られるエチレンやアセチレンなどのほかに、精油より分離されるテルペン化合物や油脂より得られる脂肪酸などが用いられ、これを化学反応させることにより合成香料を得る。」(ウイキペディア)
つまり、天然香料の場合、油、合成香料の場合は、化学物質ということになります。
では、そもそも、香水は分解できるのか?ということです。
「油」は、おもに有機物ですが、「化学物質」は、無機物のものも、有機物のもののあります。
アルコールやアルデヒド、ケトン、脂肪酸のように、強いにおいの原因物質で有機物のものもあります。
少し科学になりますが、「炭素」を含む化合物は、「有機物」です。
光触媒作用は、有機物は、分解します。が、無機物は、分解できません。
結論として、「香水の成分の有機物については分解できる。が、無機物の成分は、分解できない。」
これが、答えとなります。
長々と化学的に検証しましたが、結論は、「香水を、全部分解することは、できない」ということになります。
今回はこのへんで。
次回は、 香水臭のホテル客室、なんと、22室の消臭作業を行いました<第5話>
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