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業務研修会

2017年「12月・未来塾 AIによって変わる社会・サービス」開催しました

「Lifesift」 100年時代の人生戦略なる本が流行っているようです。

第2次世界大戦後、戦後復興によって、右肩上がり経済が続き、
なにも考えなくても、エレベーターに乗っていさえすれば、自動的に持ち上げてくれる、
そんな世の中だったのではないでしょか?
20世紀後半から21世紀、現在に至るまで、この幻想と闘ってきたように思います。

現代の私たちに投げかけられた問いは、
「100年の人生に、どう生きますか?耐えられますか?」

まじめに「どう生きるのか」「どう生きたいのか」
「何のために生きるのか?」を考える時代になった
と言えると思います。

スマホに「これからどう生きたらいいですか?」と尋ねても、
答えは出てきません。

どうしてでしょうか?

「どこへ行きたいのか?」
「どうなりたいのか?」
を、決めないと答えが出ないからです。
それを決めるのは自分自身です。

ということで、大真面目に、考える機会を持とうというのが、
「未来塾」の目的です。

しかしながら、教養を高めましょう。
といった、のんびりしたことではありません。
もっと、切羽詰まった問題ととらえています。

どういう時代を生きていて、
これからどういう時代に生きることになるのか?

日々流されるからこそ、
真剣に考える機会にしたいと考えます。

そして、究極のテーマとは?
人生最後の場で、このような問いが与えられると言われています。

「あなたは、生まれ変われるとしたら、今回生きた人生と全く同じ人生を生きたいですか?」
考えさせられますね。

今回の勉強会、3部構成としました。

①AIによってどのように変わるのか?

②講演者の意見・考え

③聴衆者の意見・考え

まず、大前提となる情報をとらえて、講演者の意見を一方的に聞くだけではなく、

聴衆者も自分自身の考えを発表し、そしいて、他人の意見を聞きながら、

自分の意見を整理していく場になればと思い、このような構成としました。

最近のマスコミ記事より

「AIが仕事を奪う、というようりも、賢くてお金を持っている人が
より稼ぐためにAiを使う」
「今のままの市場原理に任せておけば、
国民の1%が富裕層、49%が中流層、
残りの50%は仕事がなく生活保護に頼って生きる
貧困層という社会になるといわれている」
「大勢が失業したとしても経済は回る。
問題は、いかに富を分配するか」
「ビルゲイツ氏は、ロボットの働きに対して税金をかけるべきだといっている」
「社会システムとして多いのは、ベーシックインカムの導入という意見」
(12月4日号・PRESIDENTより抜粋)

ここからは私の意見ですが。
ロボットと価格競争する社会が想像されます。

例えば、清掃業だと、
ロボットの導入ができない清掃会社は、
ロボット以下の人件費で、仕事を受注して、
安い賃金で働かせるというものです。

いわゆる最低賃金以下のブラック化です。
失業よりましという人もいて、安い賃金でも働きたいという人が
表われると考えられます。

後は思い付きですみません。

AI化でリストラによる大失業時代によって、
以下のような産業がはやると思います。

・近所のお年寄りを相手にした便利屋稼業
 お風呂掃除 500円
 庭の草抜き 500円など

超格安料金での便利屋稼業が、各地でできるのではと思います。
すでに、時間を売るシェアビジネスとして始まっていると聞いています。

・起業・創業セミナー 大流行
リストラ失業後、就職先がないため、
自営業として独立したい人が、セミナーを聞く人が増える
専門学校も流行ると思います。
しかしながら、セミナー出席だけで満足して、結局は独立しない方も多いのではと思います。

・地方Iターン
仕事を失った人は、都会にいる必要がなくなる上、
家賃、物価が超高騰し、いられなくなる
アメリカのシリコンバレーの現状と同じ
田舎地方へ向かっていく
人口減少で空き家はタダ同然、自給自足で、
実質衣食住フリー
年収100万以下でも生活できるという田舎生活が人気に

・貧富の差が拡大して、都会と地方の格差が拡大、
そして、分断社会になるという厳しい現実が考えられます
逆に、地方のほうが、お金にこだわらず、ギスギスしない人間らしい
社会が取り戻せる可能性もあると思います

・いずれにしましても、人の働き方に限定せず、大きな変革、
ルネッサンスだと思います。

都会に残って競争社会で戦うのか?
地方に行って、のんびり、ベーシックインカムで暮らすのか?
大変悩ましい選択ですね。


今回の「未来塾」、テーマは、AIによって変わる社会・サービスです。
ではなぜ、このテーマを選んだのか?

理由①
IoTについて、今年前半、このブログでも、自分自身の意見を書いてきました。
第4次産業革命と言われていますが、10年後というテーマではなく、2~3年後のテーマなのではないか?
と思うようになりました。

それは、テスラモーターズのEV電気自動車の開発が予想以上に速いスピードで進んでいると感じた方です。
蓄電池や電気供給に課題があり、まだまだ時間がかかって、理想だが現実ではないという意見が大勢でしたが、
「トラックへの応用」「長時間蓄電池の開発」など、現実に向けて進んでいるようです。

理由は、投資によるものです。
投資、何兆円もの巨額の民間投資額が、
事業開発を加速させているのです。

理由②
49%の今の仕事が、AIによって、とって変わると言われています。
49%といわず、ほとんどの仕事が変わる、つまり、働き方が変わると考えられます。

そこで、「働き方」「生き方」について、真剣に考えたいと思いました。

つまり、「お金」を稼ぐために働くのか?
では、「何のために、お金が必要なのか?」
そして、究極のテーマ、「何のために生きるのか?」
にいて、議論を深めたいと思います。

そして、究極のテーマがあります。
人生最後の場で、このような問いが与えられると言われています。
「あなたは、生まれ変われるとしたら、今回生きた人生と全く同じ人生を生きたいですか?」

理由③
ネット社会によって、すぐに「答え」が手に入れられると思いがちですが、
あくまでも、多数の意見であったり、正論であって、
「正解」かどうかはわかりません。

情報が氾濫している世の中だからこそ、
情報に流されるのではなく、
自分の目で見て、自分の耳で聞いて、
そして、自分の鼻で嗅いで、
自分の頭で考える。

このことが、今を生きる人にとって、もっとも、必要な事なのではと思います。


聴衆者・参加者からのご意見で、顕著に傾向があらわれました。

参加者・聴衆者の意見より

今回の勉強会の目的は、講演者のお話を一方的に聴いて終わりにするだけではなく、聞いてどう感じたのか、どう思ったのか、そして、自分自身は、どうしたいのか?
そのことに重点をおいて開催いたしました。

聴衆者・参加者からのご意見で、顕著に傾向があらわれました。

40代までの方の発言は、自分事としてとらえたご意見でした。
50代以上の方々のご発言は、「本当にそうなるの?」「もっと先の話しでしょ」
という、どちらかというと、自分には関係ない、他人事のようなとらえ方に感じました。

特に、若い人から出た意見で印象的だったのは、
「ベーシックインカム」で、月7万円程もらって、
地方で暮らすのも悪くない。
というご意見もあったことです。

他にも、「AIが自分たちの代わりに仕事をやってくれて、
自分たちが仕事をやらなくていい時代がやってくるのかも」
という意見があったことも驚きでした。

などなど、世代間ギャップの多かった意見発表でした。

「生き方」「働き方」を考えることは、
その先は、「幸せって何か」を考えることであると、
講演者の有岡義洋 様も、お話されていました。

1000万円稼いで、900万円使うことだけでなく、
200万円稼いで、100万円使う方法もある、
ということを考えさせられる機会となりました。

私自身も、このテーマについて、もっと先のこととしていましたが、
身近に起こりうる、すでに、起こっていることとして、とらえることができました。

正解のない問いなので、
自分はどうしたいのか?
自分の家族、夫婦はどうしたのか?
そのような自分自身や家族単位で考えるきっかけとなりました。
ありがとうございました。

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