映画「アントニオ猪木をさがして」、本「格闘家・アントニオ猪木」より感じたこと
昨年、2022年10月1日、わが心の師匠、アントニオ猪木が、お亡くなりになりました。
あれから一年がたち、映画「アントニオ猪木をさがして」が最近公開されました。
レスラー、プロレス界だけでなく、さまざまな方が、猪木さんから、受けた影響を、エピソードを通じて、紹介するものでした。
そして、もう一つ、本「格闘家・アントニオ猪木~ファイティングアーツを極めた男~」
こちらは、読みごたえがありました。
格闘家としての猪木が、どういういきさつで誕生し成長していったのかを描いています。
これらの映画と本から感じたことは、
「だって、所詮、プロレスでしょ?」
という世間への抗い。
スポーツか八百長か、という次元を超えた、「社会性」と呼べるものとの闘い、みたいなものを感じました。
ここで、ふと、思い出したのが、
「精神と物質」/立花 隆氏著
~分子生物学は どこまで生命の謎を解けるか~
◆利根川進氏
1962年ノーベル賞選考委員の一人が100年に1度の大研究と表した「抗体の多様性生成の遺伝学的原理の解明」でノーベル生理学医学賞を受賞
少し長いですが、ご紹介いたします。
「サイエンスというのはカバーしている領域が広くて深いから、細かいことをほじくり出したら研究対象なんていくらでもあるわけです。
だけどその大半はそう言ったら言い過ぎかもしれないけれど、どうでもいいことなんですね。
だけど大半の学者は、何が本質的に重要で何が重要でないかの見分けがつかないから、どうでもいいことを追いかけて一生終わっているわけです。サイエンティストの大半はその他のどうでもいいことを研究している人達ですよ。
彼らはサイエンティストを自称して、サイエンスを飯の種にしてはいるけれど、サイエンスの側から見たら、いてもいなくても関係ない人たちなんですよ。」
「厳しいですね。だけど何が本質的に重要で何がどうでもいいことなんですか?
何を持ってそこを見分けるんですか?」「それはやっぱりサイエンスの発展にどれだけ本質的に資するかということでしょうね。
サイエンスのプログレスに与えるインパクトの大きさで決まるんだろうね。」「どういうものが科学の発展に本質的に資すると言えるんですか?それを測る基準は何ですか?」
「科学というのは、より一般性のあるより普遍性のある原理や法則を見つけていくことが科学の発展というものでしょう。
その目的により大きく近づくことができる研究ほど重要な研究ですよ。」
猪木さんによって教えられることは、
人生、一生を通じて、何をするのか、何がしたいのか、
利根川進先生がおっしゃるとおり、そのテーマは、「科学や世の中の発展に本質的に資するのか」
自分自身のテーマを見つけて、行動することが重要だと感じました。
猪木ファン、プロレスファンのたわごとに、最後までお付きあいいただき、ありがとうございました。
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