第72回業務研修会 開催しました ~臭気判定士について~
第72回業務研修会 :「臭気判定士」について
■講師:祐川 英基 様
祐川臭気コンサルタント事務所 代表
臭気判定士会 会長
第1回研修会を、2015年10月10日に行いましたが、なんと、その時の講師が、祐川様でした。
さらにさかのぼること、2011年2月18日「東京新聞」に「天職ですか」という記事に、祐川様が掲載されていました。私は、定期購読していないのもかかわらず、たまたま、この記事を見つけて切り取って、「臭気判定士」という資格があることを知りました。
2年後の2013年に「臭気判定士」という国家試験を受験し、資格を取得するに至ります。まさに、祐川様が「生みの親」と言えます。
今回の研修では、「臭気判定士」のお仕事の時代における業務の変遷や、期待される役割などについて、お話をいただきました。
祐川様、ありがとうございました。

業務改善提案表彰
田村 亜紀さん
勝村 俊紀さん
■参加者の声
◆研修で気づいたことは何でしょうか?
複合臭や濃度が低い物質は 機器分析に対応できないので、人間の鼻がやはり 能力は高いなと思いました。
臭気判定士の試験がどのようなものか イメージしやすくなりました。
一般に言う悪臭 スカトールも 希釈すると爽やかな においになり 香水に使われることもある というお話 面白かったです。 他にも 使い道がある 悪臭 もあるのかな と気になった。
パネルの方の選定方法として 測定会社の従業員だけでなく 一般からの応募の方も参加されていることが 印象に残りました。
臭気判定士とは、「においを数値化する」臭気指数の測定ができる人、知識を持ち、人の感覚で評価できる人。ということ。一般御感覚が大切で、それに経験が積み重なることでたしかな仕事につながっていくのだなと感じました。
◆研修を受ける前と後で変わったことは何でしょうか?
今まで香水は手首につけるものだと思っていたので、香水は 日光の当たらないところにつけるという情報を教えてもらえてよかったです。
試験勉強と実務経験は別物だと分かり どちらも大切だと感じました。
臭気判定士という仕事に対してイメージ(が変わった)
カビの発生要因には温度と湿度と酸素と栄養素の4つがあり これらが揃った時にカビが繁殖するので 浴室内のカビ防止には栄養になる髪の毛や 石鹸カスの除去が大切なことを学びました。
臭気判定士に関しての知識や勉強内容はものすごく難しそうで、ちんぷんかんぷんだと思っていたが、研修を受け、内容を丁寧にひもときながら、お話しくださって、恐怖心が減り、興味深いものだなと思いました。
◆その他研修について
臭気判定士の仕事の流れで においを嗅ぐ場合で有害物質がないかを調べてからと知り 今後においの診断などでも においの中に有害なものが含まれていないか 意識しないといけないなと思いました。
臭気判定士の試験の出題内容として 3項目の正誤を全て当てる必要のある8択が採用された点に気づきました。
カビ臭のスカトールを薄めて使えば 爽快感がある香水にスカトールが使えると聞いて においの世界は面白いなと思いました。
興味深いお話が聞けてよかったです。
合格のための受験テクを色々と教えていただいてありがたいと思った。
内容は派手ではないが、人々の暮らしや環境維持、よりよくするために、必要な大切な仕事だなと再認識しました。
祐川さんのお話の中で、ちょっとしたエピソードや内容の説明が面白く、時間があっという間に過ぎてしまいました。また研修を受けてみたいです。
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