UA-196110426-1

コラム

【カビでお悩みの事業者様へ】カビ予防のための「生活環境測定」のご提案

冬場結露の時期になりました。「カビ」に悩まされている方も多いかと思います。

カビで悩まされている不動産、リフォーム、美術館・博物館、図書館、ホテル、レストランなど事業者様から、

「カビ」のご相談をよく受けます。

内装工事をしたのにまたカビが発生した
建物の上の階から浸水被害があり、カビ臭いが、発生原因がわからない
エアコンを洗浄したが、カビ臭い
除湿器を置いているが、カビ臭い

など多数です。

発生原因が、浸水被害のようなものだけでなく、環境によるものもあり、
そのような場合は、抗カビ作業や清掃作業だけでは、
カビを防止するのは難しいと言えます。

また、新しいビルやマンションでは、気密性が高く換気が悪い場合があり、
建材や断熱だけでは解決しない場合も多々あります。

「カビ菌」はどこにでも存在するものなので、つねに対策が必要がです。

余談ですが、カビなどの菌類は、ウイルスも同じですが、
人類よりも先に地球上に存在していました。
我々人類は、カビから見れば、新参者なのです。

さらには、カビによる健康被害の問題も多くあります。
アトピーやアレルギーの原因の一つと言われています。
呼吸器系疾患、肺炎、気管支炎の原因にもなります。

このように見ていきますと、単に、カビ臭いというだけで、
看過できる問題ではないのではないと、弊社では考えました。

これまで行ってきました「カビ調査」をさらにバージョンアップさせて、
解決策のご提示まで、行っていきたいと思います。

整理しますと、以下のとおりとなります。

カビについての課題

・「カビ」は、発生原因が環境によるものが多く、抗カビ作業や清掃作業だけでは、
 カビを防止するのは難しい
・「カビ菌」はどこにでも存在するものなので、つねに対策が必要


これまで行われてきた「カビ調査」との違い


一般的な「カビ調査」は、「カビ菌」の種類を調べることが行われてきました。
「クラドスポリウム(クロカビ)」「アスペルギルス(コウジカビ)」「ペニシリウム(アオカビ)」「トリコデルマ(ツチアオカビ)」などです。
空中浮遊菌を採取して、カビの種類を特定し、菌数を調べていました
このような方法がとられてきましたが、解決策や予防する方法がわからないったお声を聞くことがよくあります。
理由は、カビの発生箇所、発生原因は、別の問題だからです。


法令点検である「ビル管理の空気環境測定」との違い


3000㎡以上の人が集まる建築物では、2ヶ月に1回、法令義務として、「空気環境測定」を行っています。
「温度」「湿度」「一酸化炭素濃度」「二酸化炭素濃度」「浮遊粉塵量」「気流」といったことを調べます。

実際にあったビルオーナー様のケースです。
「測定後、『不適合』と書かれた報告書が届いたが、何がどう不適合なのか説明はなかった。
その後、結露やカビ、臭いにおいが発生し、ビルのテナントさんからクレームが続出。
原因は、高湿度によるもの。データから先を予測・予防出来たら、よかったのに・・・」

先ほどの「カビ調査」と同様に、解決策や予防する方法がわからないったお声を聞くことがよくあります。
理由は、測定数値の報告だけなので、解決策の提案は別となるためです。

生 活 環 境 温度、湿度、空気の流れ、ホコリが多いか少ないか など
外 部 環 境

建物の周りの環境、海や池、川のそばかどうか、
地下水や湧水があるのかどうか など

内 部 環 境 地下に、貯水槽があるのかどうか
排水管などに異常があるのかどうか など
被 害 状 況 過去に浸水被害があったのかどうか など

建物上の問題をあぶり出す必要があります。

このような観点から、弊社の使命ミッションである「幸せな快適空間をつくるお手伝い」の立場からも、改善し予防するための具体的な方策を以下のとおり、ご提案いたします。

カビ予防ポイントまとめ★

  1. カビ菌の種類や菌数を調べるだけでは、発生原因はわからない
  2. 内装や建材を変えても、カビが発生する場合がある
  3. カビを除去するための清掃や抗菌・抗カビ作業を行っても、カビが発生し続ける場合がある
  4. 建物の周囲の環境が発生原因である場合もある
  5. 温度、湿度、空気の流れなどを調べることにより、発生原因を調べることができる
  6. 発生原因がわかることによって、的確な対策を打ち予防することができる

カビの発生原因を調査し
対策を提案

抗カビ・防カビ作業の実施

カビの発生有無の確認

対策(1)作業前「カビ調査」の実施

①生活環境測定

◆測定内容

・温度 ・相対湿度 ・気流・風速 ・臭気 ・ATP

◆作業実施者=有資格者

・臭気判定士(環境省所管・国家資格)
・空気環境測定作業実施者(厚生労働省所管・国家資格)

②発生原因と対策を確認

建物の環境によるもの、生活によるもの、浸水等の一時的な原因によるものなど、原因について確認し共有化します。

原因を確認したことにより、今後の対策を確認します。建築物の場合は、ビルオーナー様、ビル管理者様、テナント様、それぞれにご確認いただきます。

対策(2) 抗菌・抗カビ防カビ作業の実施

カビ発生個所のカビを除去します。さらには、今後カビが生えにくくするための、防カビ作業を行います。

対策(3) 作業後のカビ調査の実施=予防の状況を確認

作業前に行った「カビ調査」を作業実施後、再度行うことによって、カビ発生の有無を確認できます

お客様様のご協力が必要です

これまで述べてきましたが、「カビ」の除去は簡単ではありません。お客様が安心してお過ごしいただくためには、日頃からの対策にご理解とご協力をお願いいたします。

弊社では、カビやにおいのお困りごとの解決をお手伝いします。

★ご満足いただけない場合は、全額返金保証付き


■カビ発生の原因がわからないという方


こちらまで、お問い合わせください

★もちろんお電話でも結構です。
(平日)(土)(日):9:30~17:30が、お電話の受付時間となります。


TEL03-6380-6371  

FAX03-6380-6370 (24時間受付中)


においを調べて取る・専門の会社です

においが取れない理由

①においの元、においの発生箇所と原因がわからない、違っている
「においの訪問診断」はこちらをご覧下さい。

②消臭方法
「消臭メカニズム・弊社独自の消臭方法」はこちらをご覧下さい。

③消臭抗菌剤
「セルフ消臭サービス」はこちらをご覧下さい。
★ご相談は「お問い合わせ」までどうぞ。
★お電話でもご相談承ります。
9:30~17:30
TEL:03-6380-6371
 

 

トップに戻る

関連記事

前へ

ホテル旅館 消臭の課題を整理してみました

次へ

光触媒の抗菌・抗ウイルス効果~2012年に行われた経済産業省・外郭団体 NEDOの実験結果より~

ページトップへ